Our History
昭和33年、田村食堂は小さな一歩を踏み出しました。
家族で力を合わせ、毎日変わらない味と、あたたかな笑顔でお客様をお迎えしてまいりました。
「いつもの味」「変わらぬ安心」として、
地元の皆さまに親しまれながら、
時代の流れとともに少しずつ形を変えながらも、
私たちの想いは今も変わることはありません。
いまや地元のみならず、県外、海外からのお客様も多数お越しいただいております。
お客様の思い出や日常のひとときにそっと寄り添う場所でありたい。
そんな想いでこれからも、いただいたご縁を大切に、
感謝の心を込めて一皿一皿をお届けしてまいります。
伊那で「かつ丼」と言えば、それは多くの人が思い浮かべる卵とじのかつ丼ではありません。地元の食堂やレストランで当たり前に出てくるのは、ソースかつ丼。
白ごはんの上にシャキシャキの千切りキャベツ、そして揚げたてのとんかつを特製ソースにくぐらせて豪快に盛りつけた、ボリューム満点の一杯です。
一口頬張れば、ソースのコクとカツの旨み、肉のジューシーさが一気に広がり、キャベツとごはんにもその味がじんわり染みわたります。
がっつり食べ応えがあるのに、どこか懐かしさも感じさせる――
そんな一杯が、伊那の誇る“地元の味”です。
創業以来三代にわたり、地元・伊那の皆さまに親しまれてきた当店は、ソースかつ丼やローメンといった地元料理をはじめ、本格的な中華料理まで多彩なメニューを取り揃えております。
一品一品、素材や味に妥協せず、手づくりの温かみを大切に。
そのこだわりが、地元の皆さまはもちろん、県外や海外からお越しのお客さまにも支持され今日まで歩みを続けることができました。
これからも老舗としての誇りを胸に、時代が移り変わっても変わらない
「伊那の味」と「心づくしのおもてなし」をご提供してまいります。
どうぞ末永くご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。